使役文はさらに受身になります。日本語学習者にとっては、頭がごちゃごちゃしてくるような話です。
母親が子供を買い物に行かせる 行く→行かせる
→子供は母親に買い物に行かせられる 行かせる→行かせられる
「行かせる」自体は一段動詞ですから、「見せる→見せられる」と同じような受身の形になります。例をもう少しあげておきます。
私は恋人においしくない料理を食べさせられた。
学生は先生に作文を書かせられた。
子どもにおもちゃを買わせられた。
部屋を掃除させられた。
この場合、使役文の二つの意味のうち、「強制」の意味にしかなりません。 「?読まさせられる」という形を聞くことがありますが、これは誤りです。
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