2007-06-18

教育漢字小学2年生


★2年生★(160字)

引 羽 雲 園 遠 何 科 夏 家 歌

画 回 会 海 絵 外 角 楽 活 間

丸 岩 顔 汽 記 帰 弓 牛 魚 京

強 教 近 兄 形 計 元 言 原 戸

古 午 後 語 工 公 広 交 光 考

行 高 黄 合 谷 国 黒 今 才 細

作 算 止 市 矢 姉 思 紙 寺 自

時 室 社 弱 首 秋 週 春 書 少

場 色 食 心 新 親 図 数 西 声

星 晴 切 雪 船 線 前 組 走 多

太 体 台 地 池 知 茶 昼 長 鳥

朝 直 通 弟 店 点 電 刀 冬 当

東 答 頭 同 道 読 内 南 肉 馬

売 買 麦 半 番 父 風 分 聞 米

歩 母 方 北 毎 妹 万 明 鳴 毛

門 夜 野 友 用 曜 来 里 理 話

教育漢字小学1年生


★1年生★(80字)

一 右 雨 円 王 音 下 火 花 貝

学 気 九 休 玉 金 空 月 犬 見

五 口 校 左 三 山 子 四 糸 字

耳 七 車 手 十 出 女 小 上 森

人 水 正 生 青 夕 石 赤 千 川

先 早 草 足 村 大 男 竹 中 虫

町 天 田 土 二 日 入 年 白 八

百 文 木 本 名 目 立 力 林 六

2007-06-17

可能形の作り方

五段動詞 語幹に -eru(emasu)を付ける
     yom-u → yom-eru  書く→書ける  打つ→打てる

一段動詞 語幹に-rareru(raremasu)を付ける        
     起きる→起きられる  食べる→食べられる  
  
不規則動詞                        
     する→できる   来る→来られる

使役受身形の作り方

 使役文はさらに受身になります。日本語学習者にとっては、頭がごちゃごちゃしてくるような話です。

     母親が子供を買い物に行かせる     行く→行かせる   
      →子供は母親に買い物に行かせられる 行かせる→行かせられる

 「行かせる」自体は一段動詞ですから、「見せる→見せられる」と同じような受身の形になります。例をもう少しあげておきます。

     私は恋人においしくない料理を食べさせられた。
     学生は先生に作文を書かせられた。
     子どもにおもちゃを買わせられた。
     部屋を掃除させられた。    

 この場合、使役文の二つの意味のうち、「強制」の意味にしかなりません。 「?読まさせられる」という形を聞くことがありますが、これは誤りです。

使役形の作り方

  五段動詞  語幹に -aseru をつける、またはナイ形(のナイをとった形)にセルをつける。  
       話す→話させる  書く→書かせる   泳ぐ→泳がせる 
       読む→読ませる  遊ぶ→遊ばせる   死ぬ→死なせる 
       立つ→立たせる  走る→走らせる   笑う→笑わせる 


  一段動詞  語幹にサセルをつける。
           着る→着させる  開ける→開けさせる

  不規則動詞  来る→来させる  する→させる

 使役形の作り方自体は非常に規則的なものですが、使役形と混同しやすい形の他動詞がいくつかあります。別の動詞の使役形と並べてみます。

     見せる   見る→見させる  似せる   似る→似させる
     乗せる   乗る→乗らせる  浴びせる  浴びる→浴びさせる
     かぶせる  かぶる→かぶらせる  
     寝かせる  寝る→寝させる  

受身形の作り方

五段動詞
  語幹に-areru をつける、またはナイ形(のナイをとった形)にレルをつける。どちらの言い方でもいいのですが、後の方が学習者には覚えやすいでしょう。
    呼ぶ→呼ばれる   取る→取られる   書く→書かれる  
    踏む→踏まれる   打つ→打たれる   防ぐ→防がれる  
    死ぬ→死なれる   笑う→笑われる   話す→話される  

一段動詞
  語幹にラレルをつける
    見る→見られる   変える→変えられる

不規則動詞 
    来る→こられる   する→される

「だけ」と「しか」の違い

 この二つの違いはよく議論になります。英語の「only」に当たる言葉を「だけ」と覚えてしまうと、「しか」を使うべきところでも「だけ」を使うようになってしまいます。また、「しか」は述語を否定にしなければならず、その分面倒なので「だけ」のほうが使いやすいということもあるでしょう。

 基本的には、「だけ」は肯定的、「しか」は否定的、と言う違いがあります。

     (まだ)半分だけある。(だから大丈夫だ)
     (もう)半分しかない。(だからだめだ)

つまり、「だけ」は「ある」ことを述べ、「しか」は「ない」ことを述べます。

 また、「だけ」は肯定文にも否定文にも使えます。

     彼女だけ来た。
     彼女だけこなかった。(他の人はみんな来た)
     彼女しかこなかった。

「だけ+否定」の表す意味は、「しか」ではそのままは表せません。

     最後の問題だけできなかった。(一つできなかった)
     最後の問題しかできなかった。(一つできた)
     cf.最後の問題しかできないのはなかった。(一つできなかった)

 すでに見たように、「だけ」は形容詞文や名詞文にも使えますし、「だ・です」の前でも使え、用法の広がりが「しか」に比べてずっと広いことが特徴です。

 「だけ」は述語を受けることもできますが、それは複文のところで扱います。

 「だけ」に近い意味の「Nのみ」という形があり、書きことばで使われます。
     この土地でのみ行われる  残るは彼のみだ  神のみぞ知る

敬語動詞2

 日常よく使われる動詞は、その敬語形として特別な動詞があります。

     いらっしゃる:いる、行く、来る
     おっしゃる:言う
     くださる:くれる
     なさる:する
     (めし)あがる:食べる、飲む
     ごらんになる:見る
     お休みになる:寝る
     知っている:ご存じだ

 「いらっしゃる」「めしあがる」のように、いくつかの動詞が一つの敬語動詞にまとまってしまうというのも面白い現象です。「寝る」の場合は、婉曲的に「休む」を使って「お-になる」の形にします。

敬語動詞


 謙譲語にも尊敬語と同様に特別な敬語動詞があります。

おる:いる
まいる:行く、来る
伺う:訪ねる
伺う:聞く
いたす:する
申す、申し上げる:言う
いただく:食べる、飲む
いただく:もらう
差し上げる:あげる
拝見する:見る
存じる、存じ上げる:知る